2009 |
03,06 |
«うまくつなげない»
トゥアゴンがエレンウェと結婚したのがいったいどれくらいのことで、エルダールの婚期がどんなもんなのかもさっぱりわからないわけなんですが、とりあえず周辺の従兄弟組の婚姻状況を見ると、わりかし早いめのご結婚だったのかなぁとか思います。
こう、あれなんだけれど、至福の地って言ったって実際のところいろいろごちゃごちゃしていたわけで。まぁおもにフェアノールですが。おもにフェアノールなわけなんですが。
とにかくなんか、本当になにか、良くないことが起こったときに、堂々と守ることの出来る場所を与えておきたかったのだろうかなとか、そういうのを考えています。自身の伴侶ならば誰に憚ることもなく守れるだろうし。大事なひとは傍に置いておくもの。
でも結果的に、彼の妻として付き従ってエレンウェは死んでしまったわけで。そんなふうなのはちょっと寂しくて良いんじゃないかなとか思います。んー。
エレンウェに関してはね、トゥアゴンは、まるまるトラウマっていうか悪夢っていうか、一番しんどい部分になっているとおもうんだ。
エレンウェがなんかもうたまらなく愛しいのは、たぶん、アナイレやエアルウェンとちがって夫とともにアマンを捨てることを選んだ女性だからだと思うのですが、そういう彼女の生き様とか、決意とか、そういうものを無碍にしてしまうくらいに後悔ばかりが優っているようなトゥアゴンが好きです。
フィンロドとのこともそうなんだけれど、死者との幸福な思い出を夢に見たときに、それを悪夢と判じてしまうような弱さが愛しい。
どんだけマイナス思考なんだよって感じなんですが、本当はいろんなことを悔やんでいるくせにいつでも自分は一番正しいですって顔で立ってなきゃならないというのもなかなか辛いことだろうなぁとか。
間違ってましたごめんなさいって言えないし言ったところで意味はないし、そもそもたぶん間違ってるなんてこともなくって、少なくとも彼の民が数百年も平穏に過ごせたことは事実で、だれかが幸福に生活できる場が間違ってることなんてなかなかないものだろうなぁと思うのですよ。うーんなんかずれてきたな。
トゥアゴンは弱っちいと思うんですが、中途半端に強いっていうか矜持ばっかりでも無理に踏ん張って立っていられる程度には弱くないひとで。でも実は自分でがんばって立ってるっていうよりはもう座るほど足場が残ってないだけなんじゃないかなぁとかも思います。
もうずっと前に足元なんて凍りついてしまっていて倒れようにも倒れられない、っていうのがずっとイメージとして存在しているんですが、そもそも倒れるための地面すらないのかもしれない。立つとか座るとか転ぶとか、そういう問題でなく、足の裏ふたつぶんくらいしか地面が残ってないみたいな。詩的ですね。
おっとエレンウェの話をしようと思っていたはずだ。
まぁなんか、結論というわけでもないんですが、そういえばフィンロドはアマリエを向こうにおいてきたんだよなぁと思うと、こいつら好きな女の守りかたさえ真逆を向くのか、とか、とてもミラミラします。とても良いです。うん。
大事なひとは傍に置いておくもの。
でもずっと傍にいることよりも、ずっと味方でいることのほうが重要だったりすることもあるよなぁとか。むしろずっと味方でいることのほうがむつかしかったりするんじゃないのかなぁとか。
そういうのは常に考えているんですが、なかなかまとめきれません。なんだろうなぁ。
あートゥアゴンが愛しいってのだけはたしかなんだけれども。
ほんとうにあの方は、なにゆえこんなにも私の気持ちを掻き乱しますかね。まったく困ったもんだなぁ。
こう、あれなんだけれど、至福の地って言ったって実際のところいろいろごちゃごちゃしていたわけで。まぁおもにフェアノールですが。おもにフェアノールなわけなんですが。
とにかくなんか、本当になにか、良くないことが起こったときに、堂々と守ることの出来る場所を与えておきたかったのだろうかなとか、そういうのを考えています。自身の伴侶ならば誰に憚ることもなく守れるだろうし。大事なひとは傍に置いておくもの。
でも結果的に、彼の妻として付き従ってエレンウェは死んでしまったわけで。そんなふうなのはちょっと寂しくて良いんじゃないかなとか思います。んー。
エレンウェに関してはね、トゥアゴンは、まるまるトラウマっていうか悪夢っていうか、一番しんどい部分になっているとおもうんだ。
エレンウェがなんかもうたまらなく愛しいのは、たぶん、アナイレやエアルウェンとちがって夫とともにアマンを捨てることを選んだ女性だからだと思うのですが、そういう彼女の生き様とか、決意とか、そういうものを無碍にしてしまうくらいに後悔ばかりが優っているようなトゥアゴンが好きです。
フィンロドとのこともそうなんだけれど、死者との幸福な思い出を夢に見たときに、それを悪夢と判じてしまうような弱さが愛しい。
どんだけマイナス思考なんだよって感じなんですが、本当はいろんなことを悔やんでいるくせにいつでも自分は一番正しいですって顔で立ってなきゃならないというのもなかなか辛いことだろうなぁとか。
間違ってましたごめんなさいって言えないし言ったところで意味はないし、そもそもたぶん間違ってるなんてこともなくって、少なくとも彼の民が数百年も平穏に過ごせたことは事実で、だれかが幸福に生活できる場が間違ってることなんてなかなかないものだろうなぁと思うのですよ。うーんなんかずれてきたな。
トゥアゴンは弱っちいと思うんですが、中途半端に強いっていうか矜持ばっかりでも無理に踏ん張って立っていられる程度には弱くないひとで。でも実は自分でがんばって立ってるっていうよりはもう座るほど足場が残ってないだけなんじゃないかなぁとかも思います。
もうずっと前に足元なんて凍りついてしまっていて倒れようにも倒れられない、っていうのがずっとイメージとして存在しているんですが、そもそも倒れるための地面すらないのかもしれない。立つとか座るとか転ぶとか、そういう問題でなく、足の裏ふたつぶんくらいしか地面が残ってないみたいな。詩的ですね。
おっとエレンウェの話をしようと思っていたはずだ。
まぁなんか、結論というわけでもないんですが、そういえばフィンロドはアマリエを向こうにおいてきたんだよなぁと思うと、こいつら好きな女の守りかたさえ真逆を向くのか、とか、とてもミラミラします。とても良いです。うん。
大事なひとは傍に置いておくもの。
でもずっと傍にいることよりも、ずっと味方でいることのほうが重要だったりすることもあるよなぁとか。むしろずっと味方でいることのほうがむつかしかったりするんじゃないのかなぁとか。
そういうのは常に考えているんですが、なかなかまとめきれません。なんだろうなぁ。
あートゥアゴンが愛しいってのだけはたしかなんだけれども。
ほんとうにあの方は、なにゆえこんなにも私の気持ちを掻き乱しますかね。まったく困ったもんだなぁ。
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プロフィール
HiToHa
いわゆるふつうの腐女子。雑食。基本的にあんまり自重しない。
目下の傾向→
・束教授作品(第一紀隠れ王と穴掘り王)
・各国擬人化WEB漫画(旧東欧最強連合王国)
・忍者のたまご(ずっこけ四年組)
・WJ死神バトル漫画(最強戦闘部隊十一)
・渡辺さん家の俳優集団D
あと小説とか映画とか。好きなものを好きなように楽しんでます。
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・束教授作品(第一紀隠れ王と穴掘り王)
・各国擬人化WEB漫画(旧東欧最強連合王国)
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・渡辺さん家の俳優集団D
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