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にごりっぱなし

日常いろいろ。安全で楽しいオタクライフを推奨します。
2025
04,22

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2009
03,06
 トゥアゴンがエレンウェと結婚したのがいったいどれくらいのことで、エルダールの婚期がどんなもんなのかもさっぱりわからないわけなんですが、とりあえず周辺の従兄弟組の婚姻状況を見ると、わりかし早いめのご結婚だったのかなぁとか思います。

 こう、あれなんだけれど、至福の地って言ったって実際のところいろいろごちゃごちゃしていたわけで。まぁおもにフェアノールですが。おもにフェアノールなわけなんですが。
 とにかくなんか、本当になにか、良くないことが起こったときに、堂々と守ることの出来る場所を与えておきたかったのだろうかなとか、そういうのを考えています。自身の伴侶ならば誰に憚ることもなく守れるだろうし。大事なひとは傍に置いておくもの。

 でも結果的に、彼の妻として付き従ってエレンウェは死んでしまったわけで。そんなふうなのはちょっと寂しくて良いんじゃないかなとか思います。んー。

 エレンウェに関してはね、トゥアゴンは、まるまるトラウマっていうか悪夢っていうか、一番しんどい部分になっているとおもうんだ。
 エレンウェがなんかもうたまらなく愛しいのは、たぶん、アナイレやエアルウェンとちがって夫とともにアマンを捨てることを選んだ女性だからだと思うのですが、そういう彼女の生き様とか、決意とか、そういうものを無碍にしてしまうくらいに後悔ばかりが優っているようなトゥアゴンが好きです。

 フィンロドとのこともそうなんだけれど、死者との幸福な思い出を夢に見たときに、それを悪夢と判じてしまうような弱さが愛しい。

 どんだけマイナス思考なんだよって感じなんですが、本当はいろんなことを悔やんでいるくせにいつでも自分は一番正しいですって顔で立ってなきゃならないというのもなかなか辛いことだろうなぁとか。
 間違ってましたごめんなさいって言えないし言ったところで意味はないし、そもそもたぶん間違ってるなんてこともなくって、少なくとも彼の民が数百年も平穏に過ごせたことは事実で、だれかが幸福に生活できる場が間違ってることなんてなかなかないものだろうなぁと思うのですよ。うーんなんかずれてきたな。

 トゥアゴンは弱っちいと思うんですが、中途半端に強いっていうか矜持ばっかりでも無理に踏ん張って立っていられる程度には弱くないひとで。でも実は自分でがんばって立ってるっていうよりはもう座るほど足場が残ってないだけなんじゃないかなぁとかも思います。
 もうずっと前に足元なんて凍りついてしまっていて倒れようにも倒れられない、っていうのがずっとイメージとして存在しているんですが、そもそも倒れるための地面すらないのかもしれない。立つとか座るとか転ぶとか、そういう問題でなく、足の裏ふたつぶんくらいしか地面が残ってないみたいな。詩的ですね。

 おっとエレンウェの話をしようと思っていたはずだ。

 まぁなんか、結論というわけでもないんですが、そういえばフィンロドはアマリエを向こうにおいてきたんだよなぁと思うと、こいつら好きな女の守りかたさえ真逆を向くのか、とか、とてもミラミラします。とても良いです。うん。

 大事なひとは傍に置いておくもの。

 でもずっと傍にいることよりも、ずっと味方でいることのほうが重要だったりすることもあるよなぁとか。むしろずっと味方でいることのほうがむつかしかったりするんじゃないのかなぁとか。
 そういうのは常に考えているんですが、なかなかまとめきれません。なんだろうなぁ。

 あートゥアゴンが愛しいってのだけはたしかなんだけれども。
 ほんとうにあの方は、なにゆえこんなにも私の気持ちを掻き乱しますかね。まったく困ったもんだなぁ。
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2009
02,11
 なんかの拍子に終わらざりし物語をペラペラめくりはじめて読んでいたのですが、トゥオルかわいいのう短気なんだかのんびりなんだかさっぱりわからんでトゥオルかわいいのうとか言いつつ、やっぱりゴンドリンって住みにくそうだなぁと思いました。

 北方の地の寒気が厳しいのは当たり前ですが……あの時代にあの地形って……冬場何人か死ぬんじゃないのか……。エルダールすげえな。ウルモの加護もすげえな。

 トゥアゴンが目指したのはティリオンだったのだろうけれども、此岸じゃどうしようもないのも確かだったんだろうなぁとか。
 あと何度読んでも門がビカビカしていて面白いです。隠れているわりに自己主張の激しいかの王国へといたる道。

 そいで夢にトゥーリンが出てきおったので、せっかくですしナルン・イ・ヒーン・フーリンに進んでます。モルウェンが好きです。
 ただエダインの家系図がいまだ全然頭に入らないです。年号も入ってないです。……や、地形も入ってないんですけどね。うん。エダインに限定できる枠をとうに越えております。ニアナイスって何年だっけのレベルです。せめて大きな戦くらいは……!

 フィンロドとトゥアゴンがシリオンデートしたのは50年でしたっけ。ん、あれ51年だっけ。(…)

 ……前から気になっていたんですがゴンドリンの完成って126年? くらいのはずで、完成まで52年かかっていて、構想年月を差し引いても25年近くというのはそこそこの長考というか、そらウルモも痺れを切らすわなと思うわけですが、そもそもナルゴスロンドの完成が100年? とか? なので? ええとフィンロドもそこそこ長い年月をかけていると思われるわけなのですが、ひょっとしてこれ、フィンロドとトゥアゴンの旅自体が年単位で決行されたものだと考えると何年分か埋まってくれてとってもハッピーなんじゃないかと思います。私の頭。

 エルダールってちょっとぼんやりしてたらあっという間に数ヶ月経ってるっぽいしなぁ。なんだっけ瞬く間に昼と夜がちらちらと通り過ぎるんだっけ。人の子にはわからない感覚ですが。
 あーいや、インターネットしてたら気付いたら朝陽が昇っていたくらいの感覚でなら理解できるかもしれない。何事も自分の身の丈に合わせた比喩表現というのは大事ですよね。

 なんのはなしだ。

 トゥーリンの物語は、実はわりと好きです。ただ終わらざりしの方ではベレグのエピソードがバッサリ省略されているので、つまり、これを読み終えたらもれなくシルマリルのほうにも手を伸ばさなければならないような気配です。いや続けて第二紀のほうに進めよヌメノールについて少しは知れよという天啓も感じるは感じるのですが、まぁ、その時々ですよね。もう少し時間がかかりそうなのですが今なんか読むものがないので、当分はハードカバー持ってうろうろしようと思います。文庫版シルマリル出ないかなぁ!
2009
01,18
 なんかレポになるのかどうか激しく謎なんですが、とりあえずざっと感想と流れのまとめ。台詞とかはうろおぼえ。

 完全にネタバレです。ファイナルライブショーは本編終了後の話なので、まぁ、別に今更感はありますが、お気をつけ下さい。

2008
12,31
 結局あんまり顔出してませんね! さすが!(いいかげんにすこしは反省の色を……)(すみません……)(反省してますけど反省しすぎてもウザいかなっておもってなるたけハイテンションでいきたいとおもいます)

 08年はなんだかあわただしく、いろんな方向に萌え転がっていたようにおもいます。わあ。たのしかったー。

 ポーランドのあの衝撃のクリスマス衣装からはじまり、放送が終わってもまったく自重しない電車ライダーに散々振り回され、特撮つながりで実写セラムンだったり過去戦隊だったりを見まくり、そのままキバと轟音も楽しみつつ、ギアスが異常に面白くて参ったり00が異常に面白くて参ったり、Dボに貢いだりクイーン新刊に全力ではしゃいだり舞城の新刊に全力ではしゃいだり有川浩とか海堂尊とか小説方面も楽しかったし、まさかの鰤ミュだったりなんか十一番隊だったり、Fateもアンリミのおかげでとても活性化しましたし、ミラめちゃくちゃ楽しいし、最後の最後に零崎が大逆転をかまして今年は終了しそうです。うん。良い具合の混沌。

 シルマリルは言うまでもなく。常々いとおしいです。あー。
 もう一本更新するとかいって結局してないあたりはご愛嬌ですよね。オチがなー、いまいちでなー。年明けになんとかできればすてきですね。
 あとケレアレとか書きたいです。こう……アナイレさまとトゥアゴンがアレゼル的にどんだけ鬱陶しくてどんだけ大事な家族かみたいなそういうの。え、それケレアレなの? うん?

 個人的には吐きまくったり爪がえらいことになったり、なんか、まぁ、相変わらず面倒くさい年でしたが、家族ともども大きな病気や怪我もなく平穏に過ごせました。感謝。来年も我が家がどうか平和でありますよう。

 それでは、のんびりどころか動いているのか動いてないのかよくわからない感じのみょうちきりんなサイトではございますが、年がら年中フィントゥアだけは間違いなく並べ揃えてヘラヘラしておりますので、また気が向いたときにでも覗いていただければ幸いです。

 いまだあまり年を越すような実感がないのですが……まぁ、置いといて。どうぞ来年もよいフィントゥアを。みんなが楽しい09年をすごせますように。
2008
12,08
 爪が……割れた……。
 またかよって感じですがほんとに爪弱い。ぱっきんぱっきん割れる。右手の人差し指とか使わないことのほうが少なそうな部位をやられました。冷蔵庫を開けようとしたら、こう、ぱきんっと。内のほうに向けてヒビが入ってしまった。痛い。

 爪が簡単に割れるということは骨も弱くなってるってことだと親に言われまして、とてもガクブルしています。私は怖がりなので痛いのとかしんどいのとかはとても怖いのです。ガクブル。階段から突き落とされても車に跳ねられてフロントガラスに蜘蛛の巣を張らせても、天井に頭をぶっつけても、幸いいままで骨折の経験はないのです。骨折怖い。つーかけっこう運良いよな自分……。

 骨といったらカルシウムかなと思い、とりあえず牛乳を飲んでおきました。続けなければ意味がないんだろうなあとは思いますが、たぶん続きません。継続しないから力にならないんです。いつだってそう。

 つーか牛乳とか飲んだら、背が、伸びるんじゃないかと。うーん。どうせ伸びるならもういっそトゥアゴンくらいを目指したいです。こういう愛の形もあるとおもうの! 目標身長二メートルみたいな!
 ……着るものに困りそうだな……。

 ぼくの身長が三十センチくらい伸びてきみと同じになったら~♪

 結婚はしませんけれども。トゥアゴンのことはだいすきだけれど、理想の結婚相手とは程遠いよなと思います。うん。いや別に誰が理想ということもないのだけれど。つーかノルドールは……むりだろ……ぜんたいてきに……。

 まったく話は変わりますが、いますごい、デネソールが好き。
 白き都には愛とか夢とか詰まっている気がします。執政家は良い。うむうむ。
 基本的に、なんかに固執しすぎてわけわからんことになってしまったひとが好きなんだよなぁ。なので映画のデネソール公もあれはあれでとても好きです。わかりやすいし。
 シルマリルにも、そういうわけわからんことになってしまったひとってたくさんいて、その中でも私が一際いとおしいと感じるのがトゥアゴンなんだと思います。フェアノールの子らも好きなんだけどなー。
 ああ、でも、だってマイズロスにはマグロールがいるじゃない、とか思っていたのですけれど、先ほどふいに、そういえばマイズロスは武人であったのだと思いました。剣を振るって罪を犯した彼らと、黙したまま悪意を見逃した隠れ王とでは、やはり後者のほうが私にはいとおしく感じられるのではないかと。うーん。あと黒髪もえ。

 私のトゥアゴン好きーって気持ちは、ある意味でそのままゴンドリン好きーって気持ちに結びつくんだと思います。国民や宗主たちは置いておいて、ただその在り方に強く惹かれます。
 ゴンドリンという国とトゥアゴンという王の存在を混同している部分もあるんだろうなぁ。隠れ王国のすべてがあの方そのものだというわけではないのに。
 ただなにか、隠れ続けるという道を選ぶというそのこと自体が、なんだかひどく滑稽で、それでいて崇高なことのような気がしてならないのでした。おそろしいのは、あの方が、あんなふざけた国を成り立たせてしまったことだと思うのです。ふつうはもっと早くに破綻すると思うんだよなぁ。
 ゴンドリンがティリオンの模造品ならなおさら。ノルドールの都としてのティリオンはとうに瓦解しているのに。

 ……いや、つーか、デネソールの話を、していた、はず、では。

 まぁそんなもんですよね。私だもんね。
 基本的には指輪物語ももちろんすごく好きで、ノルドールが好きで、フェアノールの子らもだいすきです。ほんとです。フィンマイとかね、もう時々ものすごい猛威をふるって私の脳内を駆け巡ります。ひどいです。なんか暴風めいている……。もうすこし落ち着いてください……。
プロフィール
HiToHa
いわゆるふつうの腐女子。雑食。基本的にあんまり自重しない。

目下の傾向→
・束教授作品(第一紀隠れ王と穴掘り王)
・各国擬人化WEB漫画(旧東欧最強連合王国)
・忍者のたまご(ずっこけ四年組)
・WJ死神バトル漫画(最強戦闘部隊十一)
・渡辺さん家の俳優集団D

 あと小説とか映画とか。好きなものを好きなように楽しんでます。
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